道路幅員証明書とは
道路幅員証明書とは
道路幅員証明書とは道路管理者である市町村が申請者が申請した道路の幅を○○mだと公に証明することを言います。
一般貨物自動車運送事業の許可要件には車庫前の道幅が法定で決まっている幅以上であることが要求されています。
なので一般貨物自動車運送事業を申請するためには、車庫前の幅員証明書が必要になります。
しかし、車庫前の道路が国道だと幅員証明書は必要ありません。
それ以外の県道や市道だと必要になります。
道路幅員証明書の申請のやり方
道路幅員証明書の申請のやり方は市町村役場の道路管理課に申請します。 申請者は誰でもよく委任状などは特に必要ありません。
申請部数は2部必要です。(1部はコピー可)
申請書には申請者の住所・氏名・車庫の場所と申請したい道路を記載します。
また添付書類として、案内図と公図が必要になります。 案内図は車庫の場所が特定できるもの(周辺地図が記載されているもの)なら何でも構いません。
公図とは土地の境界や建物の場所を確定するためのもので、地図に準ずる図面のことです。 簡単に言えば昔の地図のことであり、法務局で取得する必要があります。
しかし市町村によっては公図に代えて地籍図でもよいところがあります。
地籍図は役所の固定資課化で取得出来るので、法務局まで行くのが大変な方は道路管理課の担当者に公図の変わりに地籍図でもよいか確認するのがいいと思います。
申請してから道路幅員証明書が発行されるまでは1週間くらいかかります。 申請手数料は1通300円です。(市町村によっては異なることもあります。)
車両の大きさによって車庫前道路の必要な幅員は変わりますが概ね6,5m以上あれば良いとされています。
幅員証明書は一般貨物自動車運送事業の許可申請するうえで最初にとる書類になりますので行政書士としてはスムーズに取得したいところです。